今回のセミナーでは、発達障がいと不登校の関連を「※アタッチメント」の視点から考え、
セッションでは「アタッチメントの再構築」に向けた様々な演習をしていただきました。
個人ワークやグループワークを通して、新たな発見や自分の心を客観視するなど対応方法を学びました🍀

J.Bowlby が提唱した乳幼児と養育者(主に母親)との生物学的、情緒的な結びつきについての理論です。養育者が子どもの求めに適切に反応し、
安心感を与えてくれることで、子どもは養育者を「安全基地」と認識します。
この安全基地を土台として、子どもは安心して外の世界を探索し、様々な経験を積むことができます。
幼少期にこのアタッチメントを構築することは、成長してからの対人関係パターンや、精神的な健康に影響するとされています。
したがって、アタッチメントをしっかり築いていくために、養育者はこどものアタッチメント行動(泣く、微笑む、しがみつくなど)に
適切に応答し、こどもにとっての安全基地となることが大切であるといわれています。

《思春期・発達障がい・不登校への対応セミナー》
は、前期 全3回を通して以下の内容でした!
①発達障がいと不登校をアタッチメント概念を中心に理解する
②「こどもの心を捉える」「適切に応答する」「一貫性を構築する」を柱として、実際に演習やワークショップを通じて技法や考え方を学ぶ
③ご家族自身の心理や性格傾向を把握し、
④ご家族同士の分かち合い、共感
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10月18日(土)10時からは
【ネット・ゲームに夢中な子どもとの正しい関わり方セミナー (全4回)】
が始まりますので… 是非ご参加くださいませ★
ゲームに熱中しすぎて勉強やその他の活動ができていない、
かつ発達障がいの傾向が見られるお子さんのご家族へ向けて、その理解と対応について学んでいきます。
①ゲームに熱中しすぎてしまう仕組みと発達障がいとの関連の理解
②適切なコミュニケーションを取るために〜声かけ、
③こども心理状態の理解と対応
④ご家族自身の心理や性格傾向を把握し、
⑤ご家族同士での分かち合い
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